2018年度のフリースタイルスケート選手権ブロック大会(いわゆるフリースケートの全日本選手権予選)に出場して参りましたヒロリンです。やっと書ける余裕が出来たのでほんの少しご紹介をしたいと思います。


まず、私がエントリーしたのは4月1日に行われた中国四国ブロック大会。
会場は山口県岩国市由宇にある由宇スポーツセンター(通称ゆうたん)


IMG_6957

前日に山口県に入りましたので会場入りする前に折角ですから岩国の観光を!錦帯橋に行ってきました。
丁度桜が見ごろの季節だったので桜と錦帯橋の景色が素晴らしかった!人も多かったけど私はバスで岩国駅から朝に移動したお蔭であまり混まずに見ることが出来ました。
地域の方々も桜を見に、桜の下で宴会をしに、沢山の方々が来ていました。確かに見る価値あり!でした。
会場については前日は練習として時間を取っていてくれたので(別料金)観光後会場入りして練習をさせて頂きました。

IMG_6984
そして4月1日当日、今回のブロック大会ではスピードスラローム、クラッシックスラローム、ペアスラロームが行われました。(写真はペアスラローム)

初めて見る方もいると思いますので簡単に解説すると、
スピードスラロームは助走12メートルからの80センチのコーン20個をワンフットですり抜けるタイムを競うものです。
クラッシック、ペアスラロームは50,80,120センチの各コーンの間をコーンを蹴らずに技を決めつつ滑っていく(クラッシックは2分、ペアは4分)というもので、世界スラローム協会の認定を受けた日本人ジャッジが点数をつけて行きます。それぞれに細かくルールがあり、大変奥の深い競技です。
どちらもまだまだ未熟なスポーツではありますが、関係者の努力で各ブロック~本選までを盛り上げて行ってくれます。

今回の私の演技はお陰様で落ち着いたいつもの滑りができ、決めたかった技も決めることが出来たのでまずますの出来だったと思います。評価も例年になく褒めて頂き調子に乗りました

山口県インラインスケート協会の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

***************************
そして次に4月22日の東海北陸ブロック大会にもエントリーしてきました。
今はまだ競技人口が少ないため、自分の地域以外を複数エントリーすることが可能なんです。
今後競技人口が増えてくればまたこのあたりも変わってくるだろうと思われます。
IMG_7050
みなさん大会というとめちゃギスギスしてると思うでしょ!そんなこと無いんですよ。開会式前はこんな感じで和やかな感じです。
選手のみんな(特に若い子達)はどこの地域でもなじみの子が多くてオフタイムには写真を取り合ったりして大変リラックスしています。
IMG_7052
東海、北陸ブロック大会ではこの大会初でバトルスラロームという競技も始まりました。
スピードスラローム、バトルスラローム、ペアスラローム、クラッシックスラローム、の4種目が
行われました

今回初のバトルスラロームという競技は簡単に言うと技の見せ合いっこです。30秒の間にどれだけ難しい技が長くできたか、そしてバリエーション豊かに出来たか、というのを競います。クラッシックに比べるとルールが簡単なので観客の皆さんにも割と理解されやすいようです。

そして私はそんな見せびらかせられるような技はありませんのでスピードスラロームとクラッシックに出場しました。

スピードスラロームでは思った以上に調子が良く、2回目の滑走なんて11個目までノーミス。
「まさかこのまま行けるんじゃ・・??!!」と思ったとたんに4コーンキック・・。ま、そんなもんです。タイムはまずまずの感じでした。

クラッシックは1分間練習の時に緊張をほぐしてから挑むのですが、今回は力みがあるまま本番に突入。
どうしても決め技が全て決められずに終了
やはり前回ので調子に乗ったのがいけなかったのでしょうか。点数はさほど前回とは変わりませんが・・決め技が全て出来てたらもう少し点数が上がってたのかと思うとね・・。まだまだ精進しなくてはいけないらしいです。

と、このような感じで会は進み、表彰式を経て無事終了となりました。

ブロック大会はおおよそこのような感じで、しかもチャレンジクラス、といって点数競技にはならないけど気楽に大会に参加できる初級者枠もあるんです。ジュニアの子は割とここから入り始める子も多いし、4年ぐらい前に私もここからスタートしています。今年は淀川スケートクラブから、レナちゃん2位、ピッコロさん3位という好成績を出していますよ。
みんなもぜひ挑戦してみてくださいね

以上、全日本選手権ブロック大会の報告でした

(ヒロリン)